パズル


パズルというと、いまどきはパソコンやケータイでプレイするゲームがスタンダードでしょうか。
特に、パズル&ドラゴン(通称パズドラ)等は、
テレビCMでも見かけるくらいメジャーなゲームも登場しています。
私もそんなパズドラプレイヤーとして、こつこつランクアップに励んでおります。

しかし、今回取り上げたいのは、ジグソーパズルです。
凸凹したピースを当てはめて、一枚の絵を完成させる、
あのパズルのことです。

近年は、パソコンやケータイでも遊ぶことができますが、
ジグソーパズルに関して、私は断然アナログ派です。
やはり、ピースを探る感覚や、凸凹がすっぽりと当てはまるあの感触が痛快で
実物のピースでしか味わうことのできない、醍醐味だと思っています。

小さな頃から、ジグソーパズルが好きでした。
当時、気づけば実家には幾種類ものジグソーパズルがありました。
当初は母の趣味でしたが、いつの頃からか私の趣味にもなりました。

幼いときは、セーラームーンのようなアニメなどのキャラクター物が好きでしたが、
次第に、油絵などの絵画といった、ジグソーパズルとして難易度が高い物へと
興味が移っていきました。
絵画は、微妙な色のグラデーションや色彩の境界が曖昧なため
ピースを当てはめるのが難しくなります。

今でも変わらずお気に入りなシリーズがあります。
ジェニファーマークスという画家が描いた絵のジグソーパズルです。

鮮やかで多彩、そして色の濃淡が複雑です。(←説明がイマイチですが、、、)
たとえば、「海=青色」と思って、青色のピースを集めても、
当てはまるピースが出てきません。
ピンクや黄色など、(おそらく)普通の感性では思いつかない色で
海が描かれていたりするためです。
それも、青い海のキラキラする水面の一点だけがピンクだったり、
青・黄・緑・ピンクのグラデーションが海だったりします。
これがピースだけで見ると、もうどこの部分なのかわからなくなります。
ピース探しが非常に難しくなってくるため、なかなか完成しません。
この、完成しない時間(プレイ時間)の長いところが、魅力のひとつでもあります。
楽しみは長く続いた方がうれしいですからね。

(組み立て序盤)

(組み立て中盤)

※組み立てやすい絵柄の部分から、出来上がっていきます。

ジェニファーマークスのジグソーパズルは、廃盤になってしまったものが多く、
今では店頭で全く見たことがないのが残念です。
でも、難易度の高いジグソーパズルは、何度やっても難しさが面白いので
私は繰り返し遊んでいます。

ただ、ジグソーパズルは、廃盤になるのが早いようなので
気に入ったものを見つけたら、すぐ購入することをお勧めします。

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