いつもどおりに勤務先に到着し、仕事をしていると、
知らない番号からの電話がかかって来ました。
間違い電話かな、と思いながら出てみたのですが。

？？さん　　「菊本さんですか？」
（あら、間違い電話じゃないようですね。）

菊本　「はい」

？？さん　　「マンションの管理人をしています、？？です。」
（およ、管理人から連絡がくるなんて、初めての事です！ちょっと動揺・・）

菊本　「お世話になります。」
管理人さん　「じつは、奥さんがベランダに閉じ込められていまして！」
菊本　「？？？」
管理人さん　「奥さんがベランダに出ている時に、お子さんが鍵を掛けてしまったようです！」
菊本　「・・・」

ということで、「すぐに帰宅します！」と管理人さんに伝え、緊急帰宅です！
急いでタクシーに乗り込み、自宅に向かいました。
自宅に着くまでの間、色々な事が頭の中を駆け巡ります。

・まだ１歳２ヶ月なんだけどな・・
・いつのまにベランダの鍵に手が届くようになったんだろ・・
・管理人さんから連絡ということは、カミさん携帯持ってなかったんだろうな・・
・どうやって管理人さんに連絡したんだろう！？
・家は７階なんだけど・・
・ということは、息子は一人で家の中にいるってことだ・・
・大丈夫かな・・怪我してないかな・・
・カミさんいつから閉じ込められているんだろう・・
・寒いよな・・

やっとマンションにつき、ダッシュで自宅の７階に向かいました。
（ちゃんとエレベーターであがりましたよ）

急いで自宅の鍵を開け、中に入ったところ、
子供はテレビの前でポツンとお座りしていました。
声をかけると、ちょっと泣き笑いで抱きついてきます。
怪我はどこにも見当たりません。

次は、ベランダの鍵をあけて、カミさん救出です。
子供もカミさんも無事でした！

一安心。

カミさんは、笑顔で「鍵あけて～」と言うと、
息子はニッコリ顔でさらに、きつく鍵を閉めたそうです＾＾；

カミさんは、息子に鍵を開けてもらうのをあきらめ、
ベランダの下に人が通るの待って、叫んで助けを求めたそうです。

カミさんが閉じ込められてから、私が家に到着するまでのあいだ、１時間弱。
ベランダの外から、息子が怪我をしないように、刺激しないようにしながら、
必死に見守っていたそうです。

ほんとに、二人とも無事でよかった＾＾。

今後、さらなる悪戯が増えてくると思うと、先が思いやられますが、
男の子なのでしようがないかな。

では。